日本の事例:

圧倒的なコスト削減メリットによりPhoenix を採用

「試算した結果、Druva Phoenix は他のソリューションより少なくとも50% の費用を削減できることが判明し、その圧倒的なコストメリットからDruva Phoenix の選択に至りました。」

株式会社メディアリンクス 管理本部Corporate IT マネージャー

井上 恵 氏

メディアリンクスにおけるPhoenix

  • 既存バックアップシステムの見直し
  • グローバル重複排除によりストレージを63%削減
  • バックアップシステムの固定費削減
  • 事業継続・災害対策のためのクラウドバックアップ

株式会社メディアリンクスは、IP ビデオルーターやマルチメディアIP伝送装置といった通信系機器や、HD プロセッシングシステムやA/D コンバーターといった放送系機器など、通信と放送を独自技術で融合させた製品を提供するジャスダック上場企業です。

既存のファイルサーバー バックアップシステムをDruva Phoenix へ移行することで、バックアップの管理、運用に関わる問題を一挙に解決しました。他のバックアップサービスよりも50% 以上安価に、社内すべてのファイルサーバーのバックアップが実現できました。

サーバーバックアップの課題

メディアリンクスでは、データセンター事業者の提供するプライベートクラウド上に5 台のファイルサーバーをホスティングして利用しています。

 このプライベートクラウドサービスは、電源やストレージといったデータセンター設備は冗長構成になっているものの、データバックアップのサービスオプションが提供されていません。そのため同社では、本社オンプレ環境のWindows Server に毎日ファイルサーバーのバックアップをとり、LTO テープによる二次バックアップを行っていました。

 災害などによって事業者のデータセンターが利用できなくなると、本社のサーバーからデータを復旧することになるのですが、この構成ではいくつかの問題がありました。

 まず、本社環境がDR サイトとなっているため、本社が被災した場合は業務が継続できなくなってしまいます。

 またデータセンターと本社との距離は200km に満たず、データセンターが利用できなくなるような大災害が起きた場合を考えると、本社も同様に被災している可能性が考えられます。

 さらに本社入居ビルは法定点検による停電が発生しますが、過去にはサーバー停止に関わるトラブルが発生したこともありました。

 現在利用しているプライベートクラウドサービスの利用料はサーバーの台数には依存しないものの、全体で5TB までのストレージ容量制限があり、これ以上ファイルサーバーを増設することができません。

 一方、サービス契約満了まで2 年ほど期間が残っており、それまではなるべく費用をかけずにプライベートクラウド上のファイルサーバーのバックアップを本社以外の環境で行う必要がありました。

Phoenix 選定の経緯

 「Web サイトから問い合わせを行うと、その日のうちにDruvaの営業から連絡が入り、私の予定と会議室が開いていることを伝えると当日来社して説明を聞かせてもらえました。自社の課題を伝えると、パブリッククラウドのインテグレーションに強い販売会社を紹介してくれました。最初は日本で実績があるか半信半疑でしたが、スピード感と対応の良さで安心感が深まりました。」

管理本部Corporate ITマネージャー 井上恵氏

2017 年に入ると、同社管理本部は経営陣よりIT 関連の固定費見直しの課題を与えられました。

 バックアップシステムに関する課題への対処と初期導入コストの低さから、クラウド型のバックアップサービスに絞って導入を検討しようと調査を開始しました。

 インターネットで「クラウドバックアップ」とキーワード検索したことでDruvaのことを知り、詳しく説明を聞こうとDruva のWeb サイトから問い合わせを行いました。

同社は従来のバックアップシステム納入インテグレーターからパブリッククラウドへ直接バックアップした場合、国内有名インテグレーターが提供するクラウド型バックアップサービスを利用した場合、Phoenix を利用した場合の3 つについて、複数の項目からなる星取表を作成して比較検討しました。

 「試算した結果、Druva Phoenix は他のソリューションより少なくとも50%の費用を削減できることが判明し、その圧倒的なコストメリットからDruva Phoenixの選択に至りました。」 (井上氏)

Phoenix 評価と導入までの過程

 「2017 年3 月にPhoenix のトライアルライセンスの申請を行うと、即時に当社専用のクラウドインスタンスが作成され、管理者アカウントが発行されました。Webブラウザで管理画面にアクセスし、KVM ハイパーバイザー上で動作するWindows Serverの仮想マシンにPhoenixエージェントをインストールしました。管理画面上でエージェントをアクティベーションし、簡単なバックアップポリシーと保存ポリシーを作成して適用するだけで、スケジュールに従って自動的にバックアップが開始しました。」 (同社管理本部Corporate IT 浅井氏)

 Druva Phoenix はクラウドサービスであるためハードウェアが不要であり、利用したストレージ量のみによる従量課金です。同社ファイルサーバーのバックアップ対象データ量は5台で合計3TB程度でしたが、重複排除により圧縮されたデータ量に対して課金されるため、評価時の重複排除率を考慮して2TB分のクレジットを購入しました。

Phoenix の導入効果

2017 年5 月現在、ファイルサーバーの重複排除率は約50%です。Phoenixは重複排除後の容量課金であるため、3TB あるソースデータと日々の増分バックアップが評価時の試算通り2TB分の購入でおさまりました。

 「本社のオンプレ環境で稼働していたバックアップ用のWindows サーバーとその運用保守費用が不要になり、入居ビルの法定停電が起きてもサーバーのシャットダウンを気にする必要がなくなりました。これまで4 世代分のバックアップをLTO テープでアーカイブし、銀行の貸金庫へ搬送していましたが、その負担と費用もなくなりました。」 (浅井氏)

 同社は災害や設備故障などでプライベートクラウドサービスが利用できなくなった場合、また本社が被災した場合でも、地理的な場所に依存せずPhoenix からファイルサーバーデータを復旧できる構成になりました。

 「Phoenix 管理コンソールへはスマートフォンのブラウザからでもアクセスでき、通勤電車内でもサーバーの状況を簡単に確認できるのがよいですね。」 (井上氏)

今後の展望

 メディアリンクスには米国とオーストラリアに海外拠点があります。

 海外拠点のファイルサーバーやバックアップソリューションは、それぞれ地元のインテグレーターによって独自システムが構築、運用されています。

 Druva Phoenix はAmazon Web Services (AWS) を基盤としたクラウドサービスであるため、海外のサーバーデータを現地AWSリージョンにバックアップしたり、世界中のサーバーのバックアップを一つの画面でまとめて管理することが可能です。

 さらにPhoenix は、地理的な場所やサーバーの台数、物理か仮想かを問わず、かかるコストは重複排除後のバックアップデータ量のみです。

 そこで同社では、海外拠点のバックアップシステムを統合し、さらなるコスト削減とデータガバナンスの強化を実現することも視野に入れています。

 「Phoenix クラウド上にファイルサーバーのデータコピーが置かれるようになったことで、Phoenix エージェントが動作するサーバーであれば場所を問わずデータを移行できるようになりました。

 そのため条件の良い他のホスティング事業者やAWS のようなパブリッククラウド上に新しいファイルサーバーを構築し、現在のプライベートクラウド環境からサーバーデータを容易に移動することも検討できるようになりました。」 と井上氏は語っています。

「Phoenix 管理コンソールへはスマートフォンのブラウザからでもアクセスでき、通勤電車内でもサーバーの状況を簡単に確認できるのがよいですね。」

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