サーバーからクラウドアプリケーションへのデータバックアップの進化

サーバーからクラウドアプリケーションへのデータバックアップの進化

IT管理者は業務コンピューティングの初期の時代から重要データをバックアップしてきました。しかしデータバックアップの定義はビジネスデータがメインフレームからサーバーへと広がり、最近ではエンドポイントやクラウドアプリにまで拡張されています。

ビートルズや月面着陸の時代に戻ると、企業のコンピューターにはIBMメインフレームのようなものがたくさんありました。当時のデータバックアップでは高価な磁気テープを用い、金融や科学的データを管理するフォーチュン1000の大企業に限られていました。

しかし死と税金のように、ITにおいて唯一確実なことは変化するということです。大企業の環境内に大規模サーバーファームがすぐに表れ、Microsoft ExchangeやOracle SQLのようなエンタープライズアプリケーションをホスティングする物理サーバー上で業務上重要なペタバイト単位のデータを保存しています。これらアプリケーションは膨大な量の重要な業務データとエンドユーザーデータを管理し、ベンダー、認定、スタッフの完全なエコシステムを構築するSANやNAS環境が生まれました。IT部門の仕事は規則的に信頼性を持ってすべてをバックアップすることでしたが、バックアップソリューションは高価で信頼性が低く、リアルタイムでデータを捕捉することができないことで有名でした。

IT管理者向けに具体的な課題として、たとえば社長のメールが紛失した場合、データベースを完全に復元したり過去のインスタンスにユーザーを戻したりせずに単一ファイルをどのように復元するかという問題が生まれました。このニーズに対処するため、ベリタスやシマンテックなどのベンダーはGRT (Granular Recovery Technology) ソリューションを発表し、他のエンドユーザーの生産性に影響を与えることなく単一の電子メールや連絡先を復元できるようにしました。GRTにより、IT管理者は必要に応じて時間的に過去を振り返ったり、少数ユーザーの重要データを検索したりすることができるようになりました。

バックアップの進化における次の段階は、IT部門が分散サーバーを集中管理しやすくしながら管理コストを削減できるVMwareのESXファームやMicrosoftのHyper-Vなど仮想サーバー環境の導入です。しかしバックアップがこれら仮想環境に広がると同じような問題が生じました。仮想サーバーや仮想マシン上でホストされているアプリケーションのバックアップをどのように行いますか?そして仮想マシンのフルバックアップからどのように単一の電子メールを復元しますか?これに対処するため、シマンテックとEMCはExchangeやOracle SQLアプリケーションに保存されるデータをバックアップするためにコード対応のAPIを作成し、サーバー上の重要データを保護するようVMwareと協業しました。

データセンターからエンドポイントとクラウドアプリへ

一般的なIT管理者がまだサーバーデータのバックアップに重視していた中で、業務データが存在した場所に関して大きな変化が起きてきました。ノートパソコンやスマートフォンなどのモバイルデバイスが従来のデータセンターやサーバー環境外で、IT部門の監視や保護を外れてさまざまなエンドポイント上の重要な業務情報を扱うようになりました。分散データの可視化が行えなくなることで、組織にリスク増加をもたらし、包括的なデータガバナンス策定の取り組みを妨げられてしまいます。

幸いにもDruvaがこの状況を変えようとしており、エンタープライズクラスのバックアップソリューションによりエンドポイント上のバックアップ変革を推進しています。Druvaのエンドポイントバックアップにより、エンドポイント全体におけるデータ可視化の取り戻し、データ損失防止、迅速な復元実施、社員の生産性確保のために、IT部門はOffice 365アプリケーション内のデータを含むデータの保護や復元を行うことができるようになります。

MicrosoftのOneDriveやOffice 365の人気が高まる中、エンドユーザーデータはクラウドアプリへもすぐに拡散します。コンシューマー向けのアプリやDropboxから始まり、大量のエンタープライズアプリケーションがクラウドへ移行されるようになりました。Microsoft ExchangeはExchange Onlineに置き換えられ、Office 365はOffice 365 Onlineに置き換えられました。この移行に伴い、重要なデータが保護されていることを確認することと、これらアプリを横断してデータがどのように作成され保存されたかを理解することに関して、IT部門は困難な課題に直面するようになりました。.

ここでもDruvaは課題に対処する準備が整っています。サーバー、エンドポイント、クラウドアプリ全体をバックアップする新しい「統合型」アプローチによる次世代のバックアップを実現します。この統合型アプローチは単一プラットフォームにデータをバックアップして保存し、他の業務でデータを役立たせるようにします。

エンドユーザーデータがクラウドアプリに移行されたように、Druvaはその前提に合わせていくようにします。たとえば、OneDriveでは冗長化が保証されているためファイルを失うことは一般的ではありません。そのため現在のバックアップは、データ損失の保険としての施策というよりは、一つのプラットフォームに分散データを集約させIT部門が幅広いデバイスやサービスに対処できるようにするものなのです。これによりIT部門は会社にどのようなデータが保存されているか可視化が行えるようになり、その分析、リスク評価、コンプライアンス改善、他の業務ニーズへの対応が行えるようになります。

言い換えると、バックアップはバックアップ以上になるよう進化している

ITで唯一不変なことは変化です。重要なデータはサーバーからエンドポイントとクラウドアプリケーションへ移動しました。IT部門は将来何に気をつけるべきでしょうか?データ自体を失うということだけでなく、バックアップしたデータが提供する重要なビジネス上の見識が得られなくなるということも気を付けなければなりません。このように、クラウドとビッグデータはデータ保護と分析方法を変えています。過去のモノシリックストレージプールやエクセルのスプレッドシートをどんどん置き換えています。

今日のITリーダーは保存した重要データをどのように管理し、業務に新たな見識と効率性をもたらすかを変える機会があります。

企業エンドポイントバックアップがどのように変化しているか、ガートナーの見解を参照するには、2015 Gartner Critical Capabilities Reportを一読ください。

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Sameer Agashe

Sameer Agashe is an Implementation Manager at Druva. He has worked in server backup and endpoint backup for more than 8 years. Sameer works primarily with Large Enterprise customers for the AMER and EMEA region and takes care of key stakeholders to continually unlock value and strengthen relationships. He designs and architects solutions and drives the adoption of solutions in very diverse ecosystems. His areas of expertise include application databases like Exchange , SQL, VMware Virtualization, Disaster Recovery, Software Deployment, Project Management and Training. In his free time, Sameer likes to play chess and do activities like swimming and cycling.

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