RPO と RTO を知る

RPO と RTO を知る
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RPO (Recovery Point Objective; 目標復旧時点) とRTO (Recovery Time Objective; 目標復旧時間) は災害復旧やデータ保護計画で最も重要なパラメータです。企業に最適なデータのバックアップ(復元よりも)計画の選択を促すのがこれらの目的です。

RPO: 目標復旧時点 (Recovery Point Objective)
システム障害などでデータが損壊した際に、復旧するバックアップデータの古さの目標。バックアップデータが最低でもどの程度新しくなければならないかを定めた指標で、これに基づいてバックアップの手法や頻度が決定される。

RPO (目標復旧時点) は事業継続計画 (BCP) の最大許容閾値または許容値を超えない範囲で容認できる中断時間を指す時間間隔です。

例) 停電が起きた際に利用可能な最後のデータコピーが18時間前のもので、この事業のRPOが20時間であれば事業継続計画のRPOの範囲内といえます。言い換えれば、次の質問の回答になります。 – ある期間中に失われたデータが、事業を復旧する上で最低でもどの程度新しくなければならないか?

RTO: 目標復旧時間 (Recovery Time Objective)

RTO (目標復旧時間) は、事業継続の中断に関して許容できない結果を避けるため、災害後に事業を回復すべき時間とサービスレベルです。

言い換えるとRTOは、次の質問の回答になります。事業中断発生後、回復までにどのくらいの時間がかかりましたか?

これら2つの用語は一見すると非常に似ているように思えます。これらの違いを理解するには、 “RPO” の “RP” が “Rewrite Parameter (パラメータの書き換え)” の略であり、 “RTO” の “RT” が “Real Time (リアルタイム)” の略であることを思い浮かべるとよいです。(訳注: 実際にはRPはRecovery PointでRTはRecovery Time)

RPOはネットワークのダウンタイム中に失われる、または再度取り込まなければならない可変データ量を指定します。RTOは重大で容認できない通常業務フローが停止した時刻から経過可能な「リアルタイム」の量を指定します。

RTO/RPOとビジネスインパクト分析の結果は、事業継続計画に含める実施可能な戦略を特定および分析するための基本情報となります。実施可能な選択肢はRTOとRPOの時間またはその前後の時間枠で事業プロセス再開を可能とするものが含まれます。目標達成のために代替または手動による回避的な手順が含められることもあり、必ずしもコンピューターシステムが必要となるわけではありません。

手動と自動のさまざまな手順によって業務アプリケーションを立ち上げるために実際の値 (RTA/RPA) と目標値の間には常にギャップが生まれます。これら実際の値は災害や業務中断の訓練により知ることができます。

いくつかの例

従来型バックアップ:従来型のテープバックアップのバックアップ計画において午前6時と午後6時に2時間を要するスケジュールバックアップが実施されており、午後2時にプライマリサイトで障害が発生した場合、午前6時のバックアップから復元することになり、RPAが8時間、RTAが2時間であることを意味します。

連続レプリケーション:レプリケーションではターゲットシステム (復元先) に復元元のミラーイメージ (コピー) が含まれる形となり、より短いRPOが確保できます。RPA値はどの程度早く差分が適用されるか、またレプリケーションが同期か非同期かによって変わります。RPOは復元先 (ターゲットサイトまたはレプリケーションサイト) 上のデータがどれだけ早くアプリケーションで利用できるようになるかに依存します。

Druvaのレプリケーター

DruvaのレプリケーターはCDP-R (Continuous Data Protection and Replication; 継続的データ保護およびレプリケーション) 製品であり、バックアップ対象サイトの本番サーバー上でほぼ同期的に無停止で差分を複製し、即座にデータへアクセスできるようポイントインタイム (ある一時点) のスナップショットを提供します。

一部同期レプリケーション (partial synchronous replication) では、アプリケーションがローカルに書き込みを行う前にローカルまたはリモートキャッシュ (キャッシュサーバー) にデータを書き込めるようにします。これは5秒以内のRPOが確保されます。CDP技術 (またベータ版) はターゲットストレージに1024スナップショット (ベータ) まで可能で、管理者が現在または過去の任意の一時点の一貫性あるデータイメージに瞬時にアクセスできるようにし、2秒以下のRTOが確保されます

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Jaspreet Singh

Jaspreet bootstrapped the company while defining the product, sales and marketing strategies that have resulted in Druva's early and impressive success. Prior to founding Druva, Jaspreet was a member of the storage foundation group at Veritas.

4 Comments

  1. Santhosh 11 years ago

    Hi,

    But how is this different from any other snapshot mechanism that is out there of the likes of Netapp?

  2. Jaspreet 11 years ago

    Hi Santhosh,

    CDPR is replication and then snapshots at replicated end. Even with this we aren’t attempting anything totally new … just putting some things rightly in place.

    The idea with replicator is to implement DR and get out in single day.

    Another area we are investigating is stretch clusters.

    – J

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