Druva Phoenixのよくある質問

Phoenixについて

Druva Phoenixは主にリモートオフィスサーバー向けのクラウドベースのバックアップおよびアーカイブソリューションです。Phoenixはクラウドを保存先とするバックアップであるため、利用開始に細かな導入展開が不要です。バックアップが必要となるサーバー上にPhoenixエージェントをインストールするだけです。PhoenixエージェントはサーバーとPhoenixクラウド間の接続を確立します。Phoenix管理コンソールで簡単な設定を行うと、Phoenixはデータのバックアップを開始します。

PhoenixはWindowsとLinuxのオペレーティングシステムを使用するサーバーと、Microsoft SQL Serverをバックアップします。

サポートするWindowsバージョンは以下です:

  • Windows Server 2003 (32ビット / 64ビット)
  • Windows Server 2008 (64ビット)
  • Windows Server 2012 (64ビット)

サポートするLinuxバージョンは以下です:

  • CentOS 6.x (64ビット)
  • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.x (64ビット)

サポートするSQL Serverバージョン (StandardとEnterprise) は以下です:

  • SQL Server 2008 SP4
  • SQL Server 2008 R2 SP3
  • SQL Server 2012 SP2
  • 業界で最も広範囲なデータセキュリティおよびプライバシーフレームワーク上に構築され、暗号化にエンベロープ鍵管理モデルを採用することですべての状況下で管理者が鍵管理をする必要なく、データプライバシーを完全に確保することが可能です。
  • ライセンスは階層型の価格体系による従量課金です。データのバックアップとアーカイブは一つのダッシュボードから管理することができ、データは時間経過により低コストストレージへ自動的に移行されます。 Phoenixはクラウドベースの統合サーバーバックアップおよびアーカイブソリューションです。Amazon Web Servicesによる高度なクラウド技術上に構築されたPhoenixはクラス最高の耐久性と増大するサーバーデータへの需要に対して無限のスケーラビリティを提供します。
  • Phoenixが採用する強力なグローバル重複排除によりバックアップウインドウを短縮し高速な復元を実現できるようになります。Phoenixを使うと最大100Mbpsのサーバー接続で高速なバックアップが得られます。重複排除を考慮すると、最大1Gbpsの実行速度が期待できます。
  • Phoenix CloudCacheサーバーはバックアップと復元の両方で速度と効率を向上させることができます。狭帯域な地域や非常に短いRTO要件でも、サーバー近くに置いたアプライアンス上でデータを定期的にキャッシュさせることができます。企業の要件に従ったスケジュールによりクラウドへデータ送信する機能を使って、LAN速度でバックアップと復元が可能となります。
  • Phoenixは完全なクラウドベースで展開されます。IT担当者がストレージの保管場所を必要とする複数階層バックアップの管理を行わなくてもよくなります。またITサポート要員がいないオフィスにおけるバックアップの信頼性を高めます。
  • Phoenixの柔軟な設計により、リモートオフィスに一台のみファイルサーバーがある組織から世界中に分散した大企業まで、あらゆる規模の組織のバックアップと復元の要件を単一コンソールでサポートします。

inSyncの既存のお客様はPhoenixが身近に感じられるでしょう。Druvaのバックアップ技術をご存じない方にとっては、使いやすさと管理作業の少なさを気に入っていただけるでしょう。

  • Phoenixはサーバーデータのためのバックアップと復元ソリューションです。一方inSyncはラップトップ、デスクトップ、スマートフォン、タブレットなどエンドポイントデバイス全般に対するバックアップと復元ソリューションです。
  • Phoenixは完全なクラウドソリューションです。必要なのはサーバーエージェントのインストールとアクティベーションのみです。inSyncはクラウドとオンプレミスの二つの製品として提供されています。
  • Phoenixはサーバーデータの要件に合わせて設計されています。データは無期限に保持することができ、任意のスナップショットからデータ復元が行えます。エンドポイントデバイスと比較してデータ量が多く変化率が高い標準的なサーバーのバックアップに適しています。
  • Phoenixの管理コンソールはサーバーバックアップ管理者の要求に応じ、素早い可視化とサーバーデータ管理機能を提供します。これと対照的に、inSyncはエンドポイント向けに設計され、ほとんどの従業員が多くのデバイスを利用して企業データを扱うという現在のユーザーのバックアップおよび復元の要件に応えるコンソールになっています。
  • Phoenixは100Mbps近いバックアップ速度が提供されます。inSyncは数万コネクションまで小さなワークロードが拡張できるよう設計され、接続が最適化されています。サーバーは、ワークロードは大きいですがコネクション数は少ないです。バックアップと復元プロセスの高速化において大幅なスループットの違いを考慮に入れています。

復元回数は無制限に可能で、データ復元に追加費用は必要ありません。

セキュリティと認定

PhoenixはinSyncと同じ認定に準拠しています。AmazonはIaaSプロバイダとしてすべての標準認定に対して定期的にコンプライアンス認証を更新しています。詳細はhttps://aws.amazon.com/compliance/を参照してください。DruvaはSaaSプロバイダとして独自アプリケーションを制御および管理する方法に関して多数の認定を取得しています。これにはKPMGにより毎年行われるISAE3000 Type IIの監査、セーフハーバー関連の認定、HIPAA準拠の保護された健康情報 (PHI) 処理におけるセキュリティおよびプライバシーコントロールのレビューを含みます。

データ保護を保証するため、データ転送中は256ビットのAESを使用したTLSにより暗号化されます。Phoenixはデータ保管時には顧客ごとにユニークな256ビットのAESキーを使用してデータを暗号化します。暗号化に加えて、データスクランブル技術を使用してデータへのアクセスを非常に困難にします。

はい。サーバーのプロビジョニング時にデータが特定地域 (Amazon Web Servicesのアベイラビリティゾーン) 内のサーバークラスタを有効範囲とすることができます。これによりデータは特定地域から流出しないことを保証できます。

サイジングと設定

ストレージ消費量は管理コンソール内のストレージページ ( Manage > Storages) に表示されます。 Storage Used 列にすべてのサーバーで消費された合計ストレージが表示され、購入したストレージに対するストレージ使用率を確認するのに適しています。

いいえ、そのようにはなりません。すべてのライセンス済みストレージが消費された場合、追加のストレージを購入要求することができます。暫定的にサーバーのバックアップは正常に機能します。

バックアップ

データはAmazon Web Servicesにバックアップされ、転送中や保管時には暗号化されます。Phoenixはバックアップデータのセキュリティを確保するために、独自のアーキテクチャデザインとともにAmazon Web Servicesの堅牢性とセキュリティ標準を活用します。

サーバーの最初のバックアップはフルバックアップとなり、当該顧客によりこれまでバックアップされたすべてのサーバーにまたがってデータ重複排除が行われます。その後、Phoenixが実行するすべてのバックアップは増分バックアップとなります。これは業界では「永久増分」と呼ばれています。

Druva PhoenixはエンタープライズレベルのSLAによりエンタープライズサーバーのバックアップ向けに設計されています。サーバー単位で最大100Mbpsの転送速度が可能です。

Phoenixは可変長ブロックサイズの技術 (ファイル種別による) を使用して顧客組織のすべてのサーバーにわたって重複排除されるデータを決定します。Phoenixエージェントはクラウドにユニークなブロックのデータのみを転送します。クライアント側で重複排除を行うことにより、多くの場合80%程度という帯域の大幅な削減を実現することができます。これにより以前は不可能であった場所でもバックアップが実現可能なソリューションとなります。

Phoenixは接続が断続的であるサイトからでも効率的に動作するよう設計されています。PhoenixエージェントがPhoenixクラウドに到達できない場合、バックアップや復元が一時的に停止します。接続性が回復すると、バックアップや復元が再開されます。そのため、単一のバックアップ処理は複数のバックアップウインドウをまたがる場合があります。

Phoenix CloudCacheサーバー

Phoenix CloudCacheサーバーは迅速なローカル復元を行うため、ローカルにバックアップを30日まで保管し、その後定期的にデータをPhoenixクラウドへ同期する専用の仮想アプライアンスです。Phoenixエージェントはローカルネットワーク上のCloudCacheと直接通信するため、バックアップや復元がLAN速度で行えるようになり、大幅に高速化します。また管理者はPhoenix CloudCacheサーバーからPhoenixマスターへの同期処理を混雑のない時間帯にスケジュールすることができ、WAN帯域を最適に利用できるようになります。

CloudCacheを使うと、大きく二つの点で違いが生まれます。PhoenixエージェントがLAN上のCloudCacheサーバーへ直接データをバックアップするため、バックアップ間隔を大幅に短くすることができます。CloudCacheに保存されたデータは事前定義された保存期間中、ローカルサーバーから直接いつでも復元することができます。ローカル復元は高速でLAN速度で行うことができます。さらに、データを混雑しない時間にクラウドへ送信することができるため、帯域が限定的なサイトにも適しています。

管理

Phoenixは柔軟なサーバー管理者モデルをサポートしており、必要に応じて委任管理者を作成することができます。委任管理者は特定のサーバーグループへのアクセス権を持つ管理者です。これはすべてのサーバーに無制限のアクセス権を持つクラウド管理者によって制御されます。必要に応じた数の管理者を設定できますが、各組織では常に二人以上のクラウド管理者を作成する必要があります。管理者アカウントが一つだけの場合に認証情報が失われてしまうと、システムからデータを回復する手段がなくなってしまいます。これは、いかなる状況でも顧客のみが顧客のデータにアクセスできる、ということを保証するための仕様です。

グループ管理者は導入されたサーバーの一部を管理し、関連付けられたサーバーグループのみにアクセスできるよう制限されます。グループ管理者はバックアップポリシーの管理などサーバーグループの操作に必要な権限を持ち、当該サーバーグループに属するサーバーを管理します。グループ管理者は複数のサーバーグループを管理するよう割り当てることもできます。また、単一のサーバーグループを複数のグループ管理者によって管理させることも可能です。